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マレーシア経済の回復が加速。第1四半期は前年比+5.0%

マレーシア中央銀行(Bank Negara Malaysia)が、2022年第1四半期における国内総生産(GDP)を発表しました。
それによると、前年比で5.0%の成長率であったことが示されています。2021年第4四半期が3.6%であったことからも、経済が一段と回復した結果となっています。

主に、COVID-19パンデミック禍における封じ込め措置の緩和が功を奏し、経済活動が正常化し続けたことで、内需改善が進んだと分析されています。

改善は失業率にも反映されており、2021年第4四半期の4.3%から4.1%へと低下。テクノロジー分野における製造業の外需と、サービス分野が成長を後押ししています。

ノル・シャムシア(Nor Shamsiah)中央銀行総裁は、2022会計年度の見通しについて、「国内経済は今年さらに改善すると予想され、今年3月に発表されたように5.3%から6.3%の成長が見込まれています。これは、内需の拡大はもとより、外需の継続的な拡大と労働市場のさらなる改善によって支えられています。成長はまた、規制の緩和、国境の再開、投資プロジェクトの実施からも恩恵を受けるだろう」と述べています。

一方で総裁は、マレーシアの成長の勢いに対するリスクは残っているとし、①世界の経済成長が予想よりも鈍化していること、②地政学的紛争のさらなる拡大、③サプライチェーンの混乱が悪化すること、④COVID-19パンデミック禍を取り巻く不利な展開、および⑤金融市場におけるボラティリティの高まり(資産価格の変動率の激しさ)を指摘しています。


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