fbpx

高まるEコマース需要に対応、大和ハウスがマレーシアに東京ドーム3個分の大型物流施設

大和ハウス工業が、マレーシア・セランゴール州に大型のマルチテナント型物流施設、「DPL Malaysia Ⅲ」を2022年10月1日に着工すると発表しました。同社によるマレーシア国内での物流施設は3棟目です。

DPLマレーシアⅢは、地上3階建て、敷地面積60,742㎡、延床面積に至っては東京ドーム換算で3個分超となる156,292㎡を有し、同社が海外で手掛ける最大規模の大型物流施設です。総事業費は約170億円。

※マレーシア国内のEコマース事業売上推移
(大和ハウス工業のプレスリリースを基にSalam Groovy Japanが作成)

これだけの大型施設を用意する背景には、マレーシア国内におけるEコマース事業の高まりが挙げられています。2019年度の約6,754億リンギッド(約20兆円)から2021年度には約70%増加となる約1.09兆リンギッド(約34兆円)と推移してきました。


DPLマレーシアⅢは、一大消費地である首都クアラルンプール近郊で、海と空の玄関口にアクセスしやすい場所に設置。
シャー・アラム高速道路「コタ・ケムニンインターチェンジ」から約3.5km、クアラルンプール中心部から南西に約27kmの場所に位置しています。クアラルンプールからEコマース利用者や市街地の商業施設への店舗間配送などの拠点として、消費地へのアクセス性の高い立地です。また、マレーシア最大のコンテナ取扱量を誇る「クラン港」から東へ約24km、「クアラルンプール国際空港」から北へ約40kmと、クアラルンプールと港湾・空港の中間地点にあるため、物流拠点として海と空の玄関口にアクセスしやすい立地となっています。


Salam Groovy Japanは、ムスリム市場向けの日本企業の商品・サービスを、日本語と英語で紹介しています。
掲載された情報は、68,000人以上のムスリムの皆さんにフォローされている英語版SNSでも発信します。
日本語版SNSは、ムスリム市場進出情報を発信。ぜひフォローをお願いします。

海外ムスリム向けSNS(英語)


日本企業向けSNS(日本語)


Salam Groovy Japanへ掲載をご希望の企業様は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

関連記事:
マレーシアで世界初の日本式コールドチェーン物流規格取得
世界的な食糧・エネルギー危機の中でも、インドネシアのEコマース事業は依然として楽観的

コメントを残す

Previous post カギはマレーシア『世界19億人の胃袋争奪 イスラム市場狙え』配信中
Next post 宮崎県産ハラール牛肉を輸出拡大、西都市に認証取得の「食肉処理施設」が2024年操業開始