• 木. 2月 25th, 2021

「Groovy Japan」を運営するジェイ・ラインのマレーシア法人「JL Connect Malaysia」でイスラム市場進出支援に携わっている橋本です。

海外進出では何から始めたら良いのか?特に初めての挑戦者にとっては非常に悩む事だと思います。自社商品の提供と考えれば、海外も国内と変わらないと思われるかもしれません。マレーシアやインドネシアで進出支援を行ってきた経験から、まず初めにその理由やゴールを明確化し社内で共有すべきと考えます。なぜなら、海外市場への挑戦は、社内に多くの負担をかけることになるからです。

国内市場とは全く異なる海外進出環境

ここ数年メディアでは、日本製品が海外で大人気という記事をよく目にします。その為、既に国内市場での販売実績を持ち営業体制をお持ちの企業は、海外市場への挑戦はさほど難しくないとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。

しかし実際に現地でそれなりに浸透している日本商品やサービスを観察すると、現地消費者の嗜好に対応し、地道なマーケティングを行っている商品がほとんどです。商談、マーケティング、サービス運営などでは、通常は英語あるいは現地語で行われます。店舗や工場を運営する場合には、スタッフの多くは現地の方々です。

例えば、インドネシアでは日本でも有名チェーン店のレストランが出店しています。現地メニューには、日本にはないオリジナルメニューが存在します。イスラム教徒(ムスリム)が9割近くを占める国ですから、見た目は日本と同じでも、豚肉やアルコールを含まない、ハラールを考慮した調味料を使用しています。当然スタッフはインドネシア人です。

つまり海外進出を行うという事は、国内とは全く異なる環境でビジネスをすることなのです。

国内とは異なる能力が必要な海外進出

このように、海外進出は国内とは異なった文化や習慣を持った市場への挑戦となります。これは現場に対して、国内市場開拓で必要な能力とは別の力を求めることを意味します。そのため、既存のスタッフが兼務する場合でも選任チームを担当する場合でも、海外進出は現場の大きな負担となるでしょう。海外市場に挑戦する理由やゴールが社内に理解されていないと、担当者にとっては精神面で大きな負担となる可能性もあります。

このような混乱や疲弊を避けるためには、海外進出目的を明確化し社内で共有することが必要です。その結果、会社全体からの支援を得ることが可能となり、担当者一丸となって業務を進めていくことができるのです。

海外進出のすすめ

海外進出には苦労は付きものです。国内では想定できない事態に遭遇します。一方で国内では得られない大成果を生む事もあります。無名国内製品が進出先で代表的商品やサービスとなった事例は、いくつもあるのです。

皆さんもご承知のように日本市場は年々縮小しています。2019年には約50万人の人口が減少しました。50万人というと松山市とほぼ同じです。市場縮小だけでなく市場変化等から、海外市場で新しい売上を作りたいと考えている企業も多いと思います。政府も、企業の海外進出を後押ししています。ぜひ前向きに海外市場への挑戦を検討してください。

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