fbpx

ハラールカレーやワサビなどの香辛料の生産を拡大、ハウス食品

ハウス食品グループが、ハラールカレーやワサビなどの香辛料の生産拡大に着手します。これは同グループのインドネシア法人を通じ、日本の政府金融機関から必要資金の融資を受けての動きです。

株式会社国際協力銀行(JBIC)がジャワアグリテック社(JAT)に対して最大90万ドルの融資を発表しました。JATは、ハウス食品グループの子会社であるヴォークス・トレーディングのインドネシア法人。りそな銀行との協調融資が盛り込まれており、融資総額は150万ドルです。

JBICは、日本政府が全株式を保有する政策金融機関。日本の対外経済政策や、エネルギー安全保障を担っています。
今回の融資案件についてJBICは、「JATがインドネシアにおいて実施するワサビ・香辛料等の農産加工品事業やハラルカレー等の食品製造事業に必要な資金を融資する」としています。

ハウス食品といえば、ジャワカレー、バーモントカレー、こくまろカレー、ザ・カリーなど、家庭用カレー製品を多数展開。また2015年末には、世界最大のカレーレストランチェーンとしてギネス世界記録にも認定された「カレーハウスCoCo壱番屋」を運営する株式会社壱番屋の連結子会社化を行なっています。

日本で抜群の認知度とノウハウを持つハウス食品のカレー製品。インドネシアでの生産拡大が進むことで、多くのムスリムの皆さんに召し上がっていただきたいですね。


Groovy Japanはムスリム市場向けの日本企業の商品・サービスを、日本語と英語で紹介しています。
掲載された情報は、49,000人以上のムスリムの皆さんにフォローされているSNSでも発信します。
掲載をご希望の企業様は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

Previous post ハラール分野に後押しされるインドネシア経済
Next post ラーメンスープでハラール認証取得、イスラム市場進出に弾み