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インバウンド受入体制強化のためハラール含む教材公開 観光庁

観光庁は、地域の観光人材についてインバウンド対応能力を強化し、インバウンドの消費拡大を図ろうと、地方自治体・企業向けに研修を実施しました。各種教材は無料で視聴、ダウンロード可能。

観光庁が行なったのは「地域の観光人材のインバウンド対応能力強化研修」です。

基本知識の教材では、異文化接遇での基本とポイントなどを解説。
世界人口の約4分の1を占めるムスリムの方々に対しては、宗教上の理由から食べ物に制限があり、また1日に複数回行う礼拝用の空間が必要であるなど、言語以外の対応が求められます。ムスリム観光客への対応として、イスラム教の概要、礼拝の習慣、服装のマナーなどのほか、ハラール食への対応など、幅広く学ぶことができます。

また、接客⽤語をまとめた「コミュニケーションシート」は、英語、マレー語、インドネシア語、タイ語、ベトナム語など8⾔語を⽤意。

サイトでは無料で視聴できる動画教材が用意され、研修教材も無料でダウンロードができます。
https://inboundkenshu.com/

インバウンド再開に向けた準備期間として、今はとても重要な時期だと言えます。
観光業に携わる方々が、ムスリムを含めた異なる文化を持つ方々への理解を深め、コミュニケーション方法を学ぶ。それらの取り組みを含めたアピールポイントを海外へ発信している観光地は、インバウンド再開時に高い魅力を持つ旅行先として注目されることでしょう。


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