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ハラール認証の弁当やケータリングをムスリムへ/南海ケータリングサービス株式会社

セントラルキッチンで作った弁当やビュッフェなどを提供している南海ケータリングサービス株式会社。同社が扱うハラールメニューについて、榮本信子代表取締役社長にお話をうかがいました。

弊社は1989年の創業以来、宴会・パーティーのケータリングをメインに事業展開してきました。
2016年にはケータリング会社として初めてハラール認証を取得。ベジタリアンやグルテンフリーといった食の多様性にも対応した料理をお客様にお届けしています。

ビュッフェスタイルで温かいお食事を提供するホットミール・ケータリングサービス「Hot Delivery®」では、特許を取得。仕出し弁当やお節料理なども扱っているほか、野外ライブやスポーツイベントにおける飲食店の出店包括業務も行なっています。

弊社が提供するケータリングの大きな特徴は、ハラール対応を含めた細やかなサービス。フットワーク軽く、お客様のご要望にお応えしています。

ハラール料理では、野菜を煮出して出汁を取り、パンもドレッシングも全て手作り。ハラール性が担保できない加工食品は使用しません。調味料は全て日本製のハラール製品を使用しています。
衛生管理においては、アルコール噴霧に代えて、精製水と塩から生成した電解水で、食器や調理器具、床や壁面を洗浄しています。

ムスリムの方はフライを好まれる方が多く、海老の天ぷらなどはとても人気で、「日本のフライはクオリティが高い」と驚かることもしばしばあります。

ハラール弁当というと「焼肉と白飯だけ」というような事もあると聞きますが、弊社ではハラール以外のお弁当と全く遜色なく、味はもちろん、見た目も重要視しています。
季節を感じられるメニューやお肉などを詰め合わせ、色鮮やかで、ムスリムの方から歓声が上がるほど。楽しんでおいしく召し上がっていただいています。

大量生産のお弁当とは異なり、手間もコストもかかりますが、ムスリムの方の心を揺さぶるようなお料理をお出しするため、日々奮闘しております。

現在、世界人口の4分の1がムスリムで、今後さらにその割合を増していくと言われています。
表面化していないものも含めると、ハラールの需要は非常に大きく感じます。例えば、海外アーティストから「ベジタリアン」で入ったオーダーを、よくよくうかがってみるとムスリムに配慮したハラール料理が必要だった、というようなこともありました。

パーティーや宴会料理で、「全体の中の数人分だけ、ハラール料理を用意してほしい」という注文を受けることがあります。しかし弊社では、ムスリムだけに特別な料理を準備することは、お勧めしていません。
ハラール料理はムスリム以外の方も安心しておいしく食べられる料理です。参加者全員が同じものを食べることで、より親睦を深めていただきたいと考えています。

大阪万博を2025年に控え、インバウンド再開の兆しもようやく見えてきました。
今後は広報活動にも力を入れ、ムスリム向けのお弁当など、弊社のハラール料理をアピールしていきたいと思います。

<企業概要>
事業者名:南海ケータリングサービス株式会社
本社所在地:〒592-0013 大阪府高石市取石5丁目2-40
事業内容:出張宴会パーティー、仕出し弁当、イベントの総合企画、ホットミール・ケータリング事業全般、ダイバーシティフード
公式サイト:南海ケータリングサービス株式会社


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