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「魚由来コラーゲンペプチド製品」のハラール認証を取得 ニッピ

コラーゲン入り化粧品・健康食品の製造・販売を行う国内大手ニッピが、コラーゲンペプチド製造専用施設においてハラール認証を取得。
どのような分野で活用されることになるのでしょうか?

ニッピが、静岡県富士宮市に保有するコラーゲンペプチド製造専用施設において、Japan Halal Foundationのハラール認証を取得しました。同施設では、美容関係・健康食品向けにコラーゲンペプチドの研究開発及び製造をしており、魚由来のコラーゲンペプチドがハラール認証の対象。

コラーゲンペプチド市場は世界的に増大しており、特に魚由来のコラーゲンペプチドは、美容用途に加え、医療分野での需要が増しています。ハラール認証を取得した医薬品は少なく、現在、ムスリムはハラール未認証の医薬品を摂取せざるを得ない状況。医薬品のハラール対応が切望されています。

東南アジアや中東などイスラム諸国で、コラーゲンペプチドの需要は伸長しています。ニッピが認証を取得したJapan Halal Foundationは、マレーシアのJAKIM、シンガポールのMUISから国際相互認証を取得しているため、需要の高いイスラム諸国へ向けた製品にも利用が可能。

今回の認証取得により、ニッピの魚由来コラーゲンペプチド製品には、需要の高いイスラム諸国向けの製品、ハラール医薬品としての活用が期待されます。


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