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地方自治体様向けマレーシアでの食肉市場調査

ハラール和牛輸出を検討している日本の地方自治体様向けにマレーシア国内市場調査アレンジを行った事例をご紹介します。
準備期間が短く、視察時期が旧正月に当たるため非常に困難な条件でしたが、現地食肉市場の実態把握、食肉を扱う企業経営者からの直接ヒアリング、また食肉加工技術の視察など、幅広いプランをご提案し、実際の視察時にはアテンドを行いました。
結果、現地の状況を把握し、同団体様の今後の事業展開の大きな指針としていただきました。
次年度には、同団体様の水産物市場調査を引き続きご依頼いただき、アレンジを行いました。

■課題
発注から視察日程までが実質2週間程度
日程がマレーシア国内のビジネスがスローダウンする旧正月期間中のため、視察先が非常に限られる
お客様側に具体的な調査先のあてがない

■提案
お客様の状況を詳細にヒアリングし、現地視察で詳細な情報を把握いただけるご提案をしました。

マレーシア国内で華人系企業を得意とするコンサル企業は多くありますが、私たちはムスリムが大多数のマレー系団体・企業とも強いつながりがあるため、幅広い提案が可能です。

年度内の予算消化が前提のため、ご依頼から視察までわずか数週間と準備期間が非常に短い依頼内容。更には視察期間が旧正月に当たり、非常に条件が悪い時期に当たります。その中でも政府公社の仲介や独自のネットワークを用い視察をアレンジしました。

■実施内容

食肉加工業者、食肉バイヤーとのミーティング
食肉を扱うマレー系国内企業とのミーティングを設定しました。国内で牛肉の輸入、加工及びケータリング事業を行う事業者です。
今後の和牛消費の可能性など、業者ならではの生きた情報を得ることができました。

小売業の視察
マレーシア国内では顧客階層等の違いによりターゲットの異なる小売店舗が展開されています。偏りのない調査を行うために必要な店舗をリストアップし、複数の店舗視察を行い、実態を把握いただきました。

大学内の食肉加工技術視察
私立大学内に設置されている飲食産業起業家トレーニングセンターを視察しました。同施設は大学内の職業訓練用施設で、枝肉から各種加工を行い、瓶詰めや真空パックなどの最終商品を製造する設備が整っています。マレーシアの食肉加工技術の状況を把握いただくことができました。

■結果
ターゲット設定と現地視察で得た情報をもとに、今後の事業展開の方針決定に貢献できました。
次年度には、同自治体様の水産物市場調査を引き続きご依頼いただきました。


Groovy Japanは、東南アジアのパートナーと連携して、今回のような市場調査を行なうことが可能です。
東南アジアの現状把握を希望される地方自治体様、東南アジア市場への進出を検討中の企業様は、ぜひお問い合わせ下さい。

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