イスラム市場向け健康食品輸出事業の企業事例を農水省が公表
農林水産省が、イスラム市場向けに健康食品の輸出事業を計画している企業事例として、株式会社ウメケンの取り組みを紹介しています。
同省は、国産の農林水産物や食品の輸出促進を図るため、生産・製造・加工または流通の合理化と高度化などの改善を図る事業計画の認定制度を設定。認定された事業者は、関連事業による優遇措置や、国・JETRO・都道府県・専門家などで構成される支援チームによるサポートの他、日本政策金融公庫による融資といったメリットが受けられます。
今回公表された輸出事業計画の中でウメケン社は、イスラム圏への輸出拡大に向けてハラール製品の専用製造ライン増設の他、マレーシアで販売する新商品の現地パートナー企業との連携および市場調査、更にはイスラム圏以外での海外販路拡大に向けた製造ラインの増強に関する取り組み内容が列記されており、輸出目標は、2021年度の232万個・15.8億円から、2027年度に264万個・18.3億円と、輸出額20%増を目指すとのことです。
参考:輸出事業計画策定の引き – 令和3年7年農林水産省(令和4年2月改訂)