一人当たりの食料消費量はオマーンがGCC諸国でトップ

アラブ首長国連邦(UAE)を拠点とする投資銀行アドバイザリー会社のアルペン・キャピタルが、GCC加盟6ヶ国(UAE、サウジアラビア、オマーン、バーレーン、カタール、クウェート)における最新の食品産業レポートを発表しました。

それによるとオマーンは、GCC諸国の中で最も高い食料自給率を誇る一方で、一人当たりの食料消費量が最も多い国となっています。急速な近代化と生活水準の向上に伴うデスクワーク中心のライフスタイルが、その背景にあるものと推察されます。

アルペン・キャピタルのレポートより作成

2019年におけるGCC諸国の1人当たりの食品総消費量が733.6Kgであったのに対して、オマーンはそれよりも27%高い930.8Kg。バーレーンは最も低く622.0Kg、そして最大人口を擁するサウジアラビアは713.5Kgとなっています。

GCC諸国の食品消費量は年率2.3%で成長。2020年の4,680万トンから2025年には5,240万トンに達すると予想されています。この成長は、人口の増加、パンデミック後の観光業の回復、一人当たりの所得の増加、原油価格の持続的な回復による全体的な経済成長によってもたらされると考えられます。

今後数年間の消費は、COVID-19パンデミックによる食習慣や食の好みの変化、外食産業の普及、ドバイ万博やFIFAワールドカップ2022、国際的なフードフェスティバルなどのメガイベント開催によっても促進されるでしょう。

またパンデミックによるサプライチェーンの混乱を背景とした食品価格の上昇により、現地での製造業の発展に向けた取り組みが活発化。レポートでは、特に食料安全保障を確保するために、革新的な食料関連技術の導入が急速に進められていることにも言及されています。


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