Z世代の新検索エンジンがGoogle検索からTikTokに変わる?!
Googleは過去に「TikTok」をYoutubeの対抗馬と見なしていましたが、今や同社の主力サービスであるGoogle検索やGoogleマップの競合としても認識しています。
「TikTok」は、「Instagram」や「Facebook」といったSNSの中でも、東南アジア市場に大きな勢力を持っており、インドネシア、マレーシア、タイで2021年に最もダウンロードされたアプリのトップ5に入っています(Data.aiモバイル事情2022年版レポート)。
東南アジアの中でも、最もTikTokユーザーが多いのはインドネシアで、2022年4月時点で、アメリカに次いで世界第2位のユーザー数を誇っています。Digital Business Labによると、マレーシアのTikTokユーザー数は約400万人で、その大半を30歳代未満が占めており、2026年までに52%の利用者増が見込まれています。
Googleのナレッジ・インフォメーション部門を率いる上級副社長Prabhakar Raghavan氏は、「例えば、昼食の場所を探すとき、若者の40%近くがもはやGoogleマップや検索に頼らず、代わりに「TikTok」や「Instagram」にアクセスしている」と発言しています。
また、マーテック企業Antsomi社の共同創業者兼CEOであるSerm Teck Choon氏も、「マレーシアでは、とりわけグルメや旅行に関してこの傾向が非常に強い」と語っています。
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