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ムスリムインバウンド再開のために、いますべきは情報再発信!!

Salam Groovy Japanを運営するジェイ・ラインのマレーシア法人JL Connect Malaysiaでイスラム市場進出支援に携わっている橋本です。

5月6日、月内に海外からの観光団体旅行受入の実証事業が開始されることが発表されました。ついに、インバウンド再開の具体的道筋が見えてきました。ムスリムインバウンド再開が見えてきた中で、日本側は何から取り組むべきなのでしょうか。まずは再度の情報発信が必要だと、私は考えています。

海外観光渡航再開に沸くインドネシア

インドネシアでは、ラマダンの開始に合わせてワクチン接種済旅行者の帰国時検疫隔離の停止とメッカ巡礼旅行が再開されました。マレーシアでも同様に、入国時の隔離検疫が停止されています。ジャカルタの旅行代理店の友人によれば、メッカ巡礼ツアーは価格が2倍以上にもかかわらず予約は順調、6月のスクールホリデーに合わせた海外旅行の問合せも入ってきているとのことでした。

旅行代理店等への問合せが復活してきたことから考えて、インドネシアやマレーシアでの海外旅行熱は高まっていることが予測されます。しかしながら、2年間のコロナ禍の家計への影響は少なくありません。そのため、以前と同様に人々が訪日旅行を楽しむには、もう少し時間がかかりそうです。

なぜ今ムスリムインバウンド情報の再発信なのか

実際にマレーシアやインドネシアで訪日ツアー営業をした経験から考えて、ムスリムインバウンド誘客再開の第一歩は、最新の日本の観光地情報を届けることだと考えています。

彼らの旅行スタイルは、日本人の海外旅行スタイルとは異なっています。親族や職場での団体旅行も少なくありません。初めて訪日する人の割合も高く、有名観光地への訪問や一度で複数の有名観光地を訪れる(いわゆるゴールデンルート)要望も少なくありません。最近では、SNSで見た場所を訪れ、そこで写真を撮りたい。SNSと同じ体験をしたい。そして自分も写真をアップしたい、という希望も強くなっています。

このようなことから、次の旅行地として選択してもらうためには、現地旅行者に対して最新の情報を届けて、訪問したい欲求を高めることが重要でしょう。マレーシアやインドネシアからの誘客を狙っているのは、日本だけではありません。トルコ、韓国、台湾、ドバイ、欧州等強力なライバル達がいます。次の海外旅行ではぜひ日本を訪れ、○○を訪れたいと考えてもらわなければなりません。これは観光地やアトラクションに限ったことではなく、レストランやお土産物でも同様です。

効果的に情報を届けるにはSNSが最適

そして情報提供を行うのであれば、実際に旅行地を選択する人に、確実に情報を届けなければなりません。実際に訪日旅行をしたムスリム旅行者の話によれば、旅行地選択に最も影響を与えたのは、友人の話、インフルエンサーのSNS、現地TV番組や新聞等の記事、旅行代理店の担当者からのお勧め等でした。友人、旅行代理店の担当者、インフルエンサーなどの心理的距離の近い人(キーマン)からの情報が、旅行先選択には効果的です。このようなキーマンに情報を届けるには、SNSを通じた情報提供が、最も費用対効果や迅速性が高いでしょう。

マレーシア最大の旅行博であるMATTA FAIRが、次回は9月2日 – 4日までクアラルンプールで開催予定です。インドネシアの旅行代理店からも、訪日旅行ツアー再開に向けての問合せが、私たちにも来ています。現実的に旅行再開の道筋が見えてきた今こそ、ムスリムインバウンド誘客再開のタイミングだと言えるでしょう。

参考

訪日団体観光客受け入れ再開へ、月内に実証事業…4か国から50人程度受け入れ

MATTA FAIR

JL Connect Malaysia SDN BHD / ディレクター 橋本 哲史
Salam Groovy Japan運営会社のマレーシア法人JL Connect (M) SDN BHDのディレクターと、JAKIM戦略パートナー企業のコンサルタントを兼務。
2010年に日本果物のドバイ輸出事業に参画したことからイスラム市場との係わりが始まり、その後マレーシアとインドネシアを起点に現地企業家との事業を行う。訪日ムスリムツアー企画と現地営業、日本と東南アジア間でのビジネスマッチングやマーケティング等を経験する。

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