ハラールアウェアネストレーニング受講完了
こんにちは、Salam Groovy Japan編集部、マレーシア出身のイマンです。
Salam Groovy Japanは、日本企業とイスラム市場をビジネス視点で橋渡ししています。
イスラム市場進出で重要になるのがハラールについての知識。
そこで、私はIslah Venture(イスラ―ベンチャー)によるハラール・アウェアネス・トレーニングを受講しました。
Islah Ventureはマレーシア企業であり、ハラールトレーニングなどのハラール業界に関わる大手プロバイダーの1つ。
同社のHalal Awareness Training(ハラール・アウェアネス・トレーニング)では、ハラール(許されるもの)やハラーム(禁じられるもの)とは何か、イスラム法の原則、その業界に関連するマレーシアにおける規則(関税法、食品規制等)などのハラール基礎知識を正確に伝え、きちんと理解できるように教わることができます。
私はムスリム(イスラム教徒)として、イスラム教に基づいて何が許されていて、何が許されていないのかを小さい頃から学んできました。それは主に生き方や行動に関わるものです。
しかし全てのムスリムが、ハラール認証の取得方法や商品出荷など、ハラール産業の裏側に行われるプロセスを知っている訳ではありません。
この研修を通じて、知識の確認に加え、新しい情報も得ることができました。例えば、危険な水生動物でも毒や有害物質が除去されていれば、ハラールなものにできる、といった情報です。
また、ハラールとは素材そのものだけでなく、清潔さを保持することも重要だと再認識できました。これが「Halalan Toyyiban」(ハラーラン・トッユイバン)のコンセプトに当てはまり、ハラール食品や製品は、イスラム法(シャリーア)を遵守しながら、人々が安心して使用できる状態であることを保証しなければならないことを強調しています。
今回の研修で得た知識を基に、Salam Groovy Japanの一員として、ムスリム・フレンドリーな情報のみを厳選し、イスラム市場に関心のある企業様に役立つ情報を届けられるよう、自分の役割を果たしていきたいと思います。
単語説明:
①Halal(ハラール):アラビア語で「合法的」「許される」という意味。イスラム法において合法的なものをハラールと言います。
②Haram(ハラーム):ハラールの反対で「禁忌」を指し、イスラム法において合法的ではないものをハラームと言います。
③Halalan Toyyiban(ハラーラン・トッユイバン):
「Halal」と「Toyyib」の2つの言葉からできています。「Halalan」の語源は「Halal」ですから、イスラム法で合法であることを表しています。
「Toyyiban」の語源「Toyyib」は「良い」という意味。健康的、清潔、安全であることを表しています。
「Halalan Toyyiban」を日本語にすると「ハラールは体に良い」。つまり、ハラール製品やサービスは、ムスリムのための特別なものではなく、人々に害を与えず、安全安心に使用できるものと言えるでしょう。
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