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シュブハからハラールへ、日本製商品の可能性

こんにちは、Salam Groovy Japan編集部、マレーシア出身のイマンです。
ムスリムが少ない日本では、ハラール認証された商品はまだまだ少ないのが現状です。ほとんどの商品は認証を取得していませんが、由来・出所が分かればハラールと見なすことができる可能性があります。

日本はムスリム(イスラム教徒)を含む海外観光客に大変人気がある旅行先です。世界130か国を対象にムスリム旅行客の観光インフラを評価する「Global Muslim Travel Index 2021」(世界ムスリム旅行指数)によると、非イスラム圏部門・ムスリムフレンドリーな旅行先ランキングで、日本は7位。2013年以来、上位10位に継続的に入っています。

近年の日本では、ムスリム対応のサービスや商品は増加しているものの、ハラール認証済みの商品を見つけられるかどうかは滞在先や観光地によって異なります。有名な観光地やムスリムの多い地域では、入手できる確率が高くなるでしょう。

ムスリムは豚や酒類など摂取できないものがありますが、認証を受けていなくても、使用されている食材の由来や含まれている成分を明確にすることで摂取して良いかどうかを判断します。
ムスリムに安心して商品を購入してもらうためには、食事に制限がある方々への対応と同様に、由来・出所を明確にする必要があります。

例えば、日本でも多くの商品に含まれている「乳化剤」という成分。乳化剤とは、混じり合わない2つの液体を、均一に混ざりやすくする食品添加物。植物性と動物性のものがあります。植物由来であれば、ハラール(Halal)なので問題ありません。しかし、豚やハラールに則って屠殺されていない動物に由来するものはハラーム(Haram)なので、ムスリムは口にすることができません。

このように、成分表示を見ただけではハラールなのかハラームなのか判断ができないものを、シュブハ(Syubhah)と呼びます。レシチンやショートニングなども、乳化剤と同様にシュブハです。

■シュブハ(Syubhah)とは何か?

ハラール市場への参入では、ハラールについての知識が不可欠と言えるでしょう。そして、ハラールの領域に関して、全てが黒か白に収められている訳ではありません。シュブハというグレーゾーンがあるのです。

シュブハの理解には、ハラール(Halal)とハラーム(Haram)の理解が必要です。
ハラール(Halal)とは、アラビア語で「許された」・「合法的な」と意味し、イスラム法(シャリーア)において使用・消費する食品や飲料、製品などのこと。ほとんどの食べ物、飲み物や物質は、コーラン(イスラム教の聖典)とハディース(預言者の言行に関する伝承)、あるいは、必要に応じてイスラム法学者によって証明された場合に限り、ハラールとみなされます。
例えば、鶏や牛自体はイスラム教で摂取を認められています。しかし、ハラールな方法で屠殺・処理されていない場合、その肉はハラームとみなされるのです。

ハラーム(Haram)とはハラールの反対であり、「禁止」「非合法」「禁じられた」を意味し、ここに分類されている食べ物や飲み物、物質について、ムスリムは摂取することができません。ハラーム、または非ハラールといえば、豚と酒を思い浮かべる人が多いでしょう。
ムスリムは、豚を使用しているものを絶対に摂取してはいけません。酒類はハラームである一方、消毒剤や機械の加工などで使われるアルコールの場合、合法的と判断される場合があります。

「この商品を使って大丈夫?」「使用された素材が分からない」という不安なケースをシュブハ(Syubhah)と呼びます。
シュブハ(Syubhah)とは、出所・由来が不明で疑わしいものを指します。つまり、ハラールやハラームに明確に該当しないグレーゾーンに入る食べ物、飲み物、物質が該当します。ムスリムはハラールであることが明らかになるまで、シュブハのものを避ける傾向があるのです。


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