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入国規制緩和2日目、関西国際空港と大阪ミナミの様子

日本政府は10月11日、コロナ・パンデミックの水際対策として、1日当たり5万人としていた入国者数の上限を撤廃し、個人の外国人旅行客の入国も解禁しました。ワクチン接種×3回の証明書または、出発前72時間以内に受けた検査の陰性証明の提示を求める措置は今後も継続されます。

コロナ禍直前、インバウンド客数が3,000万人を超えた2019年における消費額は4兆8,000億円。インバウンドに期待を寄せている事業者にとって待望の日を迎えています。

緩和から2日目、関西国際空港に足を運び、国際線ターミナルにどの程度の外国人が来ているのか?気になって、見に行ってきました。報道では「関空に訪日客続々」「日本行き殺到」の見出しが躍っていましたが、タイミングのせいなのか、私が訪れた時には、ほぼ誰も人がいない状態でした…。

ちなみに、空港内で他エリアの様子はと言うと…

こちらは国内線ターミナルの様子。見た感じはほとんど日本人で、それなりに人数がいるようにも見えましたが、「賑やか」とは程遠い感じです。

リニューアル中の国内線エリアに10月1日、真新しいフードコートがお目見えとなりました。その中には、ハラール対応のうどんレストランが新規オープンしています。それについては別途ご紹介しようと思います。

こちらは国際線出発ターミナルの様子。一部のカウンターに数名程度の塊があるものの、ほぼ誰も歩いていません。

JR/南海電車のチケット売り場です。暫く立ち止まって様子を見ていましたが、大体こんな感じでした。

難波駅方面に向かう南海電車の車内の様子。ガラガラです…

大阪ミナミのシンボル、「戎橋」と「戎橋筋商店街」の様子。東南アジア系の若者グループ数名を見掛けたレベルで、他は全て日本人。制服を着た学生さんが集団行動している姿を多く見かけました。

と、以上が水際対策の緩和2日目を迎えた大阪の様子です。

コロナ禍以前、2019年の訪日外国人の人数・消費額共に、その大半は中国、韓国であり、台湾・香港といった東アジアの国がそれに続いていました。ゼロコロナ対策を続ける中国からの入国が期待できない中では、簡単に元の状態に戻ることはありません。

ようやくスタート地点が用意されたばかり。いきなりドカーンではなく、徐々に回復することに期待を寄せたいと思います。

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