fbpx

インドネシア産カカオを使ったチョコレートを発売

「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念のもと、バッグ・ジュエリー・アパレルなどの製造販売を行う株式会社マザーハウスが、2021年2月5日、「食」のブランド「Little MOTHERHOUSE」を立ち上げました。

途上国には自然の恵みをいっぱいに受けた豊かな食素材、その恩恵を育む農家さん、そこでじっくりと培われた食文化があります。いのちと想いと文化、そんなバトンリレーで生まれた途上国の「食」の可能性に光をあてた、フード商品を展開していくとのこと。

第1弾となる商品は、人口の9割をムスリムが占めるインドネシア産カカオを使用したチョコレート2種類のチョコレートです。

インドネシアの農園でカカオを生産する農家の皆さん

第1号商品は、インドネシアの生カカオと世界最大級のサイズを誇るカシューナッツを使ったチョコレート「インドネシアオリジンズ」(税込2,484円)と、インドネシアのカカオを独自の配合でホワイトチョコレートを作り、自然由来の色や味で表現しグラデーションにした、「イロドリチョコレート」(税込1,296円)。

この商品は、「カカオを通して世界を変える」を理念とする、2011年設立の京都にあるクラフトチョコレートメーカー「Dari K」とのコラボレーション。Dari Kはインドネシア・スラウェシ島最高品質のカカオ豆を自社で調達するだけでなく、農園に発酵技術の提供も行っています。
また、カカオ以外の様々な果物の木を植え、多様な生態系を守り、また気候変動に対するリスクヘッジも行いながら、持続可能な方法として現地の人々の生活向上や環境保全にもつながる活動もしています。
そのような環境の中で丁寧に発酵されたカカオを使い、マザーハウスとDari Kでオリジナルのハイカカオチョコレートと、これまでにない独自配合のホワイトチョコレートを作り、イロドリ豊かなチョコレートを製作しました。

※イロドリチョコレートには、粉乳やアルコールなど一部ムスリムの方がお口にできないものが入っています

マザーハウスは、バングラデシュ、ネパール、インドネシア、スリランカ、インド、ミャンマーの計6か国で、それぞれの素材や文化を活かしたモノづくりを続けています。2021年2月現在、国内33店舗、台湾4店舗、香港1舗、シンガポール1店舗、フランス1店舗を展開しています。


Groovy Japanはムスリム市場向けの日本企業の商品・サービスを、日本語と英語で紹介しています。
掲載された情報は、2,000人以上のムスリムの皆さんにフォローされているSNSでも発信します。
掲載をご希望の企業様は、お問い合わせフォームよりご連絡下さい。

Previous post UAE石鹸市場「2025年まで419億米ドルに成長」と予想
Next post ハラール認証ホテルアメニティAkillFeel発売