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日本イスラーム文化センター、マスジド大塚へ寄付のため訪問しました

Salam Groovy Japanでは、経済的に困っている在日ムスリムの方へ、ハラール食品の寄付活動を行なっています。今回は、日本イスラーム文化センター様に寄付をして来ました。

今回のブログでは、モスクの様子や同センターの活動内容をレポートします。

Salam Groovy Japanから、48食分のハラール食を寄付

日本イスラーム文化センターが運営する9か所のマスジド(モスク)のうち、今回はマスジド大塚にお邪魔しました。寄付したのは、日乃本食産さんに協賛いただいた5年の長期保存が可能なのハラール非常食、五目おこわ。
当日は、同センターの活動や施設について丁寧にご案内いただいたので、ご紹介したいと思います。

モスク

モスク内を事務局長のクレイシ・ハールーンさんにご案内いただきました。マスジド大塚は4階建て。階ごとに男女別にお祈りの場が分かれています。大切なお祈りの日には多くのムスリムが訪れるため、一度では入りきらず、入れ替わり立ち代わりでお祈りをされるそうですよ。

ハラール認証

日本イスラーム文化センターは、ハラール認証発行機関でもあります。非常に厳格なアラブ首長国連邦のEIACやマレーシアのJAKIMから相互認証を得ており、国内はもちろん、海外でも非常に信頼性の高い、最高水準のハラール認証です。
せっかくハラール認証を取得しても、進出先の国で通用するために別の認証を取り直さなければ…などという心配がないのは安心ですね。

地域活動・支援活動

驚いたのは、ムスリムであるか否かを問わず、困っている方々に手を差し伸べる活動をされているということ。「宗教や人種が違っていても、人はみな家族なのです。家族が困っていれば助けるのは当たり前なのですよ」というクレイシさんの言葉に、大変感銘を受けました。

地域の消火訓練にも参加、サッカーチームも持っているそうで、マスジド大塚は、とっても地域に溶け込んでいるんですね。

海外では、アフガンでの女児向け学校建設やミャンマーの難民支援、シリアでの病院建設など、世界各地の貧困に苦しむ地域を支援。
国内では、先日も池袋で400個のお弁当を配布されたとか。ホームレスの支援も熱心に行なっているようです。うかがった日も、ホームレスの方がモスクで休んでおられました。

幼稚園・学校

モスクに隣接した幼稚園のほか、小学校も運営されています。現在、小学校の移転のため寄付を募っており、クラウドファンディングにも挑戦されているとのこと。
地域に溶け込みながら宗教活動を行ない、困った人を誰でも受け入れる。大塚マスジドは、昔の日本のお寺に近い存在なのかなと感じました。寺子屋にあたる学校もありますし。

マスジド大塚

宗教の壁を越えて支援や地域活動に加えて、ハラール認証などの企業支援も行なっている日本イスラーム文化センターさん。ムスリムと日本企業の懸け橋になるために活動しているSalam Groovy Japanも、一緒に活動できることがたくさんありそうだと感じました。

日本イスラーム文化センター公式サイト
Support Tokyo International Islamia School(小学校建設のためのクラウドファンディング

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