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JR西日本がテクノロジーを結集させた2023年春開業の未来駅「うめきた(大阪)駅」

インバウンドの回復に向け、日本政府による訪日外国人観光客の受け入れ再開の動きが加速しています。
りそな総合研究所によると、関西2府4県における2019年度のインバウンドの消費額は、1兆4,971億円。コロナ禍で壊滅的な打撃を受け、この大部分が蒸発したと考えられています。

期待されていた東京2020オリンピック・パラリンピックも、集客面とそれに関連する経済の側面においては不発に終わり、次に期待されるのは、やはり2025年に開催を控える「大阪・関西万博」です。

コロナ禍以前、2019年度の外国人旅行者が多い都道府県ランキングで、大阪は1位を獲得しています。

その大阪は今、大阪駅・梅田駅周辺で大規模な再開発がおこなわれています。先日、JR大阪駅に直結する世界最大級の都市公園「うめきた公園」について、2024年のオープンに向けた工事の本格着工が発表されました。その他、この周辺では今後以下の計画が予定されています。



「うめきた(大阪)駅」は、「JR西日本技術ビジョン」の具体化に挑戦する未来駅として、2018年3月に発表されました。
JR西日本はそのイノベーションの実験場として、「JR WEST LABO」を設置。「あなたが笑顔になる駅」をコンセプトに、デジタル技術を活用したインタラクティブな空間、One to Oneのデジタル案内、フルスクリーンホームドアなど、先進的な取り組みと共に、駅の無人化オペレーションへの挑戦を示しています。

スイス・ダボスの「世界経済フォーラム(WEF: World Economic Forum)」において、日本は「旅行と観光を回復するために、最も好ましい条件を持っている」と評価され、2021年度の旅行・観光競争力ランキング(Travel and Tourism Development Index 2021)で初めて1位を獲得しました。
その背景には、1分と遅れることのない、高度に整備された鉄道をはじめとする交通インフラにおける利便性や、グローバル化された都市、多くのユネスコ文化遺産などの観光資源があります。

1969年の「阪急三番街」開業以来、約50年ぶりに大きく生まれ変わろうとしている大阪・梅田周辺に、世界が注目することになるでしょう。


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