インドネシアの電子商取引で1位はファッション。ハラールバリューチェーン主要セクターの1つに成長
インドネシア銀行(BI: Bank of Indonesia)は、2021年度におけるeコマース(電子商取引)によるハラール製品の取引が、数量・金額の両面で増加していると明らかにしました。国営アンタラ通信が伝えています。
シャーリア財務局でアシスタントディレクターを務めるMisha Nugraha Ramadhan氏はG20サミットで、「デジタル技術は購入と支払いの両面において、我が国の中小零細企業(MSMEs)の発展に重要な役割を果たしてきた」「COVID-19パンデミックが、ショッピングシーンで人々の行動様式に変化をもたらしており、オンライン化の傾向が高まり続けている」と言及しています。
BIによるとeコマースを通じたハラール製品のシェアは、ファッション分野が92%近くを占める圧倒的な位置づけで、以下ご覧の通りとなります。
この結果を受けてRamadhan氏は、「ファッションは、国内経済の回復に繋がった①食品、②農業、③観光に続く『ハラール・バリューチェーン(HVC)』の主要セクターの1つになっている」と指摘しています。
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