COMSTECHがハラール試験所設立のためのトレーニングを実施

イスラム協力機構(OIC)の科学・技術協力常設委員会(COMSTECH)が、6月8日から10日にパキスタンの首都イスラマバードで、「ハラール製品試験所の設立方法」に関する上級訓練課程を実施しました。
同訓練はパキスタンの国際化学・生物学研究センター(ICCBS)と国立認証評議会(PNAC)と共同で行なわれたもの。

加工食品をはじめ、日常的に使用される製品が多様化している現在、イスラム教徒(ムスリム)においては、その「ハラール性」を担保するため、生物学・化学的な環境汚染、宗教の教義上で摂取が禁止されている成分の添加による素材の認証・確認は、世界的に大きな課題となっています。

世界イスラム金融報告書によれば、世界のハラール産業は約2.3兆米ドルの規模で推定年率20%で成長しており、年間約5,600億米ドルの価値があるとされています。

加工食品の工程や製造製品が2つ以上ある場合に、1つの製品が異なる製品の製造過程で汚染源となる、いわゆる「クロスコンタミネーション(交叉汚染)」は、食のグローバル化の進展に伴い、多くのイスラム諸国において問題となってきました。そのため、ハラール性を保証するための検査機関設立が急務の課題です。

COMSTECHは、今回パキスタンで行なわれた訓練の目的を「食品、化粧品、医薬品に含まれるアルコール、豚由来成分、遺伝子組み換え生物など、最も一般的なノンハラール成分の検査手順と知識を、検査機器を使った実践を通じて習得する」と掲げました。


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