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ムスリム学生増加が背景、全米の大学食堂向けにハラール食品サービス一括請負契約を発表

米国のハラール食肉・鶏肉製品のパイオニア企業であるCrescent Foods社が、全米の大学食堂向けに、一括請負契約によるフードサービス・プログラムを提供すると発表しました。

ハラール食品市場は大きな成長と需要が見込まれており、米国のイスラム教徒人口の3分の1は30歳以下と言われています。増加するイスラム教徒の学生をサポートするため、キャンパス内の食事の選択肢拡大を背景に、2021年から22年までの期間限定での提供となっています。

今回の発表においてCrescent Foods社は、「イスラム教徒の学生や、責任を持って調達された食品に価値を見出すすべての学生にとって、より居心地の良いキャンパスの雰囲気作りに貢献したい」とコメント。

また事業開発を務めるPete Eckes担当副社長は、「このプログラムは、まずカリフォルニアの大学で試験的に実施したところ、学生に受け入れられたため、提供を拡大することになった」「これまでベジタリアン向けやシーフードメニューに限定されていた」とその経緯を語っています。


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