米インポッシブル・フーズが中東に初進出。ドバイ万博とUAEの飲食店で販売開始
植物由来の人工肉や乳製品を製造・開発する米国の食品テクノロジー企業「インポッシブル・フーズ(Impossible Foods)」社が、中東初の市場となるアラブ首長国連邦(UAE)に進出しました。
同社の主力商品である「インポッシブル・バーガー」は、ハラール、コーシャ、グルテンフリーの認証を受けており、現在UAEのドバイにあるPickl、Sticky Rice、Akira Back、The MAINE Oyster Bar & Grillなどの厳選されたレストランのメニューで独占的に販売されています。
10月1日(金)に開幕したドバイ万博で「インポッシブル・バーガー」は、米国パビリオンのメニューに登場。ドバイ万博は、2022年3月31日までの会期中に、世界約200カ国から2,500万人以上の来場者が見込まれています。
Dennis Woodside社長は、「インポッシブル製品は、あらゆる料理や文化に対応できるように作られており、中東の最初の市場で発売できることはこの上なく喜ばしいことだ。UAEは、世界的な旅行とグルメのハブとしての地位を確立しており、これまでにない新しい地域でインポッシブル・バーガーを体験できるだろう」と述べました。
インポッシブル・フーズ社は、世界の食糧システムを変革し、持続可能な食糧供給を実現することを目的に創業。植物から栄養価が高く、美味しい肉を作ることで、世界中の人々に美味しさを提供しながらも、より地球に優しい食生活の実現を掲げています。
動物ホルモンや抗生物質を使用せず、牛ミンチ肉と同量のタンパク質と生物学的に利用可能な鉄分を含有。113グラムのインポッシブル・バーガーは、コレステロール0、脂肪分14グラム、飽和脂肪8グラム、240キロカロリーとなっています。
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