マレーシアのGDPが、2022年4月~6月で前年比8.9%増
マレーシア中央銀行が、2022年第2四半期(4月~6月)における実質国内総生産(GDP)が、前年同期比で8.9%増になったと発表しました。
第1四半期(1月~3月)の5.0%から大きく伸ばした格好となり、4月が5.6%、5月が5.0%だったのに対して、6月は16.5%であったことが示されています。
背景には、労働市場の着実な回復、エンデミックに伴う国境回復による経済活動の正常化や、電子・電気(E&E)製品の強い需要に対する輸出拡大が経済成長のけん引役になったと分析されています。
また、ASAEN主要各国における2022年度Q1・Q2のGDP成長率を、Discover ASEANが以下の通りまとめています。
マレーシア: Q1 5.0% Q2 8.9%
フィリピン: Q1 8.2% Q2 7.4%
ベトナム:Q1 5.03%, Q2 7.7%
インドネシア:Q1 5.0% Q2 5.4%
シンガポール:Q1 3.4%, Q2 4.8%
タイ:Q1 2.2% Q2 TBA※
※TBA:To Be Announced…すでに決定/確定しているが、公式発表されていない
Tan Sri Nor Shamsiah中央銀行総裁は、「我が国の外需は、世界経済の減速によって逆風に直面する可能性があるものの、国内経済においては引き続き堅調な内需によって支えられるだろう」「経済成長は、労働市場の改善と観光客数の増加および複数年にわたる投資プロジェクトの継続的な実施から恩恵を受けることになる」と言及しています。
2022年上半期の成長率は6.9%で、マレーシア経済は年内さらに拡大することが予測されています。
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