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カタール公衆衛生省がハラール食品輸入のためのガイドを発出

カタール公衆衛生省(MOPH)が8日、ハラール食品を輸入するためのガイドを公式サイト上に掲載しました。
ハラール製品およびハラール食肉処理証明書の発行認可団体についても紹介されています。

同ガイドは、カタールの食品管理における重要なマイルストーンであり、ハラールの要件を明確にし、国が認可したハラール証明発行者の監修した食肉、食肉製品のハラール認証の有効性と正確性および信頼性を検証することが目的。

アラビア語と英語で発行された同ガイドには、ハラール食品の一般的な定義と要件、肉畜の屠畜要件、国内で承認されたハラール食品およびハラール屠畜証明書の書式、シャーリアに基づく禁忌食品リスト、技術規則およびハラール関連規格のリストが記載されています。
また、カタールに食品を輸出するためのハラール食品/ハラール食肉処理証明書を発行するイスラム団体を認可/許可するための申請書も掲載。

ハラール食肉処理証明書は、加工されていないあらゆる種類の肉を対象に発行されます。一方で、ハラール証明書は、肉、油脂分、またはグルテンなどで動物由来成分を含む食品、およびハラールラベルを表示する食品に対して発行。
ハラール団体は、加工肉製品のハラール/ハラール屠畜証明書を発行する場合があるとしています。

公衆衛生省の食品安全・環境衛生局は、すべての輸入業者と関連企業に対して、違反を避けるためガイドラインに沿って作業し、輸入業者に対しては同省ウェブサイトを通じて食品登録システムへの登録を呼びかけています。


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