イスラム系メディア「The Halal Times」編集長 アフメドさん

アフメドさんは、パキスタン出身のムスリム男性。
25年前に来日し、現在はイスラム系メディア運営を軸に、ムスリム向けのブランディングやプロモーションを望む世界中の企業と取引しています。

アメフドさんのバックグラウンドや、「The Halal Times」がメディアとして成功した要因などを、インタビューさせていただきました。

4か国で学業に励んだ学生時代

出身国のパキスタンでは国際イスラミック大学に入学し、イスラム金融を専攻。卒業後は、同国で経済メディアのライター、国営ラジオのインタビュアーとして働いていました。
しかし私の学習欲は止まず、日本に留学することにしたのです。新潟県の国際大学で国際経済を学びました。
続いてアメリカのジョンズホプキンス大学で日米関係や経済を、更にイギリスのダービー大学でビジネスをと、最終的には4か国の大学に通ったことになりますね。

日本のIT企業で経験を積み、独立

1997年に日本の外資系IT企業に就職し、半導体メーカーやサーバーホスティング会社、システム開発会社で通訳とマーケティングを経験しました。
そして2005年に独立。当初は、海外向けビジネスをしている日本企業に、多言語サイト制作・SEO対策・WEBプロモーションのサービスを提供していました。
この経験は、その後手掛けることになるメディア事業の礎になったと思います。

メディア運営を開始

2009年、日本のムスリムコミュニティの発展を目的とした「Japanese Muslims」を開設。続いて2013年には、日本在住ムスリム、訪日ムスリムのための生活情報サイト「Halal Japan」を開設します。

これらのサイトは、日本で暮らすムスリムの役に立つ情報を発信しようと始めたもの。私が日本で暮らし始めて、ハラール対応の飲食店や食料品店を探すのに苦労した経験が元になっています。
日本を観光で訪れるムスリムにも役立つよう、「Halal Japan」には観光に関するニュースも掲載しています。

Japanese Muslims(左)、Halal Japan(右)

The Halal Timesについて

そして「The Halal Times」を、2014年に開設。
「The Halal Times」は、イスラム金融、ハラール認証、ムスリム向けの観光、ファッション、化粧品など、世界のハラール産業に関するニュースを扱うサイトで、ムスリムの仲間とともに運営しています。

The Halal Times

サイトにはイスラム圏である中東・東南アジアはもちろん、イギリス、アメリカなど欧米も含め世界113ヶ国からアクセスがあり、ムスリム向けのブランディング・プロモーションを希望される企業から、広告掲載やコンテンツ制作などの依頼をいただいています。

私は、「The Halal Times」の成功には大きな要因が3つあると考えています。
まず、ムスリムが運営していること。イスラム教の教え、ハラールの根本を理解していますから、読者からの信頼を得やすいですね。
そして、外注ライター任せではないこと。競合サイトの中には、記事の作成・編集を外注しているところもありますが、自分たちでコンテンツを編集し、発信していることは、「The Halal Media」の特徴の1つです。
また、SEOやWEBプロモーションに関する知識を持ち合わせているということも、大きなポイントだと思います。

イスラム金融やムスリム向けマーケティングなど、得意分野で役に立ちたい

「The Halal Times」については、信頼されるメディアとして、今後もずっと継続して運営していきたいですね。
文章を書く仕事が大好きなので、ライター業にはずっと携わっていたいと思っています。特にイスラム金融やムスリム向けのマーケティングは得意分野。私の持っている知識・経験・スキルを、多くの方々の役に立てられれば嬉しいです。

そして、「Salam Groovy Japan」とも協力関係を築けたら嬉しいと思っています。
日本製品は信頼性が高く、「Made in Japan」であること自体が非常に大きなブランド。世界中のムスリムから評価されています。
ムスリム市場向けの日本企業の情報を発信している「Salam Groovy Japan」と、イスラム系メディアの「The Halal Times」。この両者だからこそできることがありそうです!

Groovy Japan編集長 大熊(左)とアメフドさん(右)

・The Halal Times
・Halal Japan
・Japanese Muslims


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