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ハラールメニューの開発をレシピ動画で後押し 山口県観光連盟

山口県観光連盟が、てんぷらや寿司などのハラール対応レシピ動画を作成。
ムスリムに向けた飲食環境整備を目指したもので、飲食店や宿泊施設でのハラールメニュー開発に活用が期待されます。

公開されたハラールレシピ動画は、天ぷら、寿司に加え、山口県下関市の郷土料理「瓦そば」など全6種。



安全にムスリムの方に召し上がっていただくためのハラール調理のポイントや、食材選びの注意点などが分かりやすく解説されています。動画は全て山口県観光連盟のYouTubeチャンネルで配信中。レシピ動画のスタイルなので、これまでハラールに対応した調理になじみのなかった調理担当者でも受け入れやすそうですね。

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大は収まらず、2021年1月、2月の訪日外客数は前年同月比約99%減と大幅に減少しています。しかし、観光業が厳しい状況にある今だからこそできる準備があるかもしれません。
キッチンのハラール対応やムスリム向けのメニュー開発などは、通常稼働時にはなかなか難しいもの。困難な今を、これまで行っていなかったムスリムなど食に制限のある方々への、おもてなしの準備を進める機会と捉えてみることもできそうです。

将来の国際的な往来再開時に向けて、日本の各地でムスリムの方々をお迎えする準備が進むことを願っています。

▼動画の一覧はこちら
ハラール・ベジタリアン対応のレシピ動画を配信します


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