味の素に「ハラームデマ」 マレーシア保健省がSNSで火消し

マレーシア保健省・食品安全品質管理部(FSDQ)が公式Facebookを通じ、味の素の写真を添付して「デマが拡散される前に、まずはウマミについての知識を備えましょう」と投稿しました。



味の素については、2000年9月にインドネシアでそのハラール性が大きな問題となったことが知られていますが、今回の件はその時とは全く異なる性質のもので、典型的な「ハラームデマ」。

マレーシアFSDQは、SNS上でグルタミン酸ナトリウム(MSG)に関して、原料が豚であると誤った主張をしているネットユーザーを発見したことを受け、「味の素はJAKIMのハラール認証を取得している。原料はキャッサバとサトウキビだ」「安心して欲しい」とし、デマ拡散の注意喚起を促しました。
JAKIMにとっても認証の信頼性を揺るがす事態となるため、当局も火消しに動いたという流れが推測されます。

マレーシアをはじめイスラム圏では、「○○が本当はハラールではない」という噂話やデマが過去、何度となく不定期に流布。多くは既にSNS上で広く拡散されたものですが、デジタルタトゥーの如く、何年経っても拡散され続ける傾向があります。

Salam Groovy Japanを運営する当社、ジェイ・ライン株式会社のマレーシア法人JL Connect Malaysiaでイスラム市場進出支援に携わっている橋本氏は、「SNS上の風評被害には留意すべき」「このようなリスクも考慮に入れた、スタッフ教育やユーザーコミュニケーションを考える必要がある」としています。

参考
インドネシアにおけるハラール問題についてー味の素株式会社

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