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トルコ発のイスラム系アパレルサイト 英国で昨年比70%売上増

イスラム女性を中心に広がる「モデストファッション」は、近年市場が拡大しています。
そのモデストファッションを扱うアパレル通販サイト「モダニサ」が、英国内で好調な売上を記録しました。

トルコ発のファッションスタートアップ「モダニサ(Modanisa)」がセールスを伸張したのは、今年のラマダンとイード・アル・フィトルの期間中。
イスラム圏の主要メディアは「モダニサは昨年の同時期と比較し、英国内での売上が70%増加した」「英政府によるコロナ禍のロックダウン緩和において、人流の一部再開が影響した」と伝えています。また「売れ筋はヘッドスカーフとヒジャブドレスの2ジャンルだった」と報じました。

2011年に設立したモダニサは、トルコ初の国際的なオンライン通販サービス。
2016年にはロイターが世界で最も人気のあるイスラム系アパレルサイトとして選出しました。また翌2017年には、権威ある「イスラム経済賞(Islamic Economy Award)」の芸術部門を受賞するなど、モデストファッション確立に貢献した企業として世界的に知られています。

モダニサは現在までに、650以上のブランドと70,000点を超える商品を販売し、140ヶ国・6言語で展開。2,000万人の顧客を抱え、確固たる地位を築いています。


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