コロナ禍で困窮する在日ムスリムを支援したい
こんにちは。
Salam Groovy Japanスタッフ、マレーシア出身のイマンです。
コロナ禍で、世界中のあらゆる国々が困難に直面しています。
日本も例外ではなく、同じく新型コロナウイルスがもたらした刺激を受けています。
以前、東京外国語大学(TUFS)のムスリム学生さんとコロナ禍での現状について話を聞く機会がありました。
彼女たちの状況を聞いていると、日本で過ごした私の大学時代を思い浮かべました。在日ムスリムとして、自分の信仰を受け入れてもらえるるアルバイト先を見つけるのが、いかに難しいか?ということに共感しました。
まず、なぜ留学生はアルバイトをしているのでしょうか?
生活費のためにしている人もいますし、必ずしも奨学金を受けているわけでもないので学費を払うためにしている人もいます。奨学金を受けるとしても、あるムスリムの友人は、母国にいる家族に3分の1ぐらいを送っていました。
そして、送ったお金をカバーするにはやはりアルバイトしていました。
ムスリムの少ない日本では、イスラム教に関する文化や知識がまだまだ少ないです。
大学生の時、ムスリムの友人たちがヒジャブを被っていることでアルバイト先をを確保できないことがあり、アルバイト先では「仕事の時に頭に被っているものを外すことはできますか」と言われることもあります。
ホテル・クリーニングスタッフとしてアルバイトをしていた友達から聞いた話。アルバイト先と話し合い、ヒジャブを制服の中に入れることになりました。
これは、ムスリム学生が日本でアルバイトを確保した、ほんの一例です。ほとんどの場合、審査の段階から落とされたことが多いのですが、この友人は幸いでした。
ヒジャブの他に、ムスリムには1日5回礼拝しなければなりません。というと、仕事をしている間に一時的に離れてお祈りすることになります。
日本人にとっては、一時的でも仕事を離れることは、なかなか理解にくいことでしょう。日常生活では、ムスリムと接する機会が少ない主な日本人にとっては、まさに以外なこと、新しい世界に入るようなことかもしれません。
そのため、お祈りのことでアルバイトが確保できないこともあります。
話した通りに、今のムスリム留学生がアルバイトを探すにはどんなに苦労しているのかを想像できます。コロナウイルスの感染拡大で更に大変になったでしょう。
コロナの影響でアルバイトの選択肢は非常に限られ、収入が減りつつ、ムスリム留学生が困っています。
その事情・苦労を知り、どうにかできないのかを考え始めました。
現世の困難な面で信者の苦悩を和らげる者は、アッラーは来世の困難な面で信者を救済する。借金を返せない窮地にある者を助ける者は、現世でも来世でも、アッラーはその者の苦しみを和らげて下さる。ムスリムの欠点を隠す者は、現世でも来世でも、アッラーはその欠点を隠される。
預言者ムハンマドの宣言、ムスリムの伝承により
Salam Groovy Japanのメンバーと相談した結果、たどり着いたのは…「クラウドファンディング」。
Salam Groovy Japanは困難している多くの在日ムスリムを支援するために、ハラール食料品や日用品を寄付するクラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げました。
このムスリム支援クラウドファンディングの最新情報は、公式ウェブサイトやSNSで公開します。
皆さんの暖かいご応援をお願い致します!
■ Help Support Struggling Students & Other Muslims in Japan
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